プラグインを使う
プラグインとは何か、マーケットプレイスからの入れ方、スコープの選び方、更新と削除、言語サーバーのプラグイン、導入前に確かめる信頼の見方をまとめます。
プラグインは、スキル・エージェント・フック・MCP サーバーなどを1つの単位にまとめ、Claude Code が入れて読み込むディレクトリです。多くはマーケットプレイス(プラグインの一覧と取得元を載せたカタログ)から入れます。このページは、プラグインを使う側の手順です。作る・配る側はプラグインを作って配る、フィールドやコマンドの全表はプラグインのリファレンスにあります。
補足
次の場合は、このページの対象ではありません。claude.ai のチャットや Cowork でプラグインを使うなら、claude.com の別のページを見ます。作った MCP サーバーを Anthropic のディレクトリに載せたいときも、claude.com の公開の手順を見ます。VS Code や JetBrains の IDE で Claude Code を使うのは、Claude Code のプラグインではなく VS Code 拡張や JetBrains のプラグインです。VS Code と JetBrains を見ます。
このページで分かること#
- プラグインの中身と、単体のスキルや MCP サーバーとの使い分け
- 入れ方(端末・デスクトップアプリ・VS Code・シェルから)とスコープの選び方
- マーケットプレイスの追加、非公開のものの追加、自動更新
- 有効化・無効化・削除と、使っていないプラグインの見つけ方
- 言語サーバー(LSP)のプラグイン
- 入れる前に確かめること(信頼とセキュリティ)
プラグインとは#
プラグインは、普通は .claude-plugin/plugin.json(名前・バージョン・説明などを持つマニフェスト)と、次のようなコンポーネントを持ちます。
| コンポーネント | 内容 |
|---|---|
| スキル | 関連するときに Claude が読み込む SKILL.md。コマンドとしても実行できる |
| エージェント | Claude が仕事を任せるサブエージェントの定義 |
| フック | 編集のあとなど、ライフサイクルの節目で動くコマンド |
| MCP サーバー | プラグインが有効なあいだつなぐツールサーバー |
| フックのモジュール | JavaScript の関数として書いたフック。ペインを描いたりコマンドを足したりもできる。これを持つプラグインを mod と呼ぶ(Mod を使う) |
プラグインのスキルは /<plugin>:<skill> の形で呼べます(例:/my-plugin:review)。ディレクトリの各場所とコンポーネントの書き方はプラグインを作って配るを見ます。
プラグインにするかを決める#
スキル・サブエージェント・フック・MCP サーバーは、プラグインなしでも単体で使えます(例:~/.claude/skills/ に置いたスキルは、そのマシンの全プロジェクトで使える。スキル、サブエージェント、フックの使い方、MCP サーバーをつなぐ)。プラグインが向くのは、複数をひとまとめにしたいときです。他の人が作った構成を1コマンドで入れ、マーケットプレイスから更新を受けられます。自分の構成をチームへ渡す、多数のプロジェクトへ入れる、バージョン付きで公開する、という作る側の用途にも向きます。
有効にしたプラグインが毎回のセッションに足すもの#
有効なプラグインは、使っていないセッションも含め、すべてのセッションの一部です。
- コンテキストと使用量:Claude が自分で呼べるスキル・エージェント・コマンドは、名前と説明が毎ターン文脈に入ります。使われなくても使用量に数えられ、コンテキストウィンドウの空きを減らします。スキルやエージェントの本文は、使われたときだけ読み込まれます。MCP サーバーが毎ターン足す分は、MCP のツール検索の規則に従います(MCP サーバーをつなぐ)
- プロセス:プラグインが定義した MCP サーバーは、有効なセッションごとに一緒に動き、フックはそのイベントで動きます
- 権限:プラグインが実行するものは、あなたとして実行されます
足跡は段階ごとに確かめられます。
- 入れる前:
/pluginの「Marketplaces」タブで開くと、Anthropic の公式マーケットプレイスのプラグインには「Context cost」の見積もりが出ます - 入れたあと:
claude plugin details <name>が、毎セッションに足されるトークン数(Always-onの行)と、コンポーネントごとの内訳を出します(プラグインを作って配る)。「Installed」タブの「Not used recently」の組は、切ってよいプラグインの候補です - 消さずに止める:
/pluginか、シェルでclaude plugin disable
マーケットプレイスから入れる#
マーケットプレイスは .claude-plugin/marketplace.json を持つリポジトリかディレクトリで、プラグインの一覧と取得元を載せたカタログです(ホストされた店ではありません)。一度追加してから、commit-commands@claude-plugins-official のように名前で入れます。
補足
プラグインのマーケットプレイスは、claude.com/marketplace の「Claude Marketplace」(プラグイン・コネクタ・パートナー製品を見る Web サイト)とは別物です。後者は /plugin marketplace add で追加するものではありません。
Anthropic の公式マーケットプレイスは、対話の端末セッションを初めて起動したときに自動で追加されます(管理ポリシーが止めている場合を除く)。Anthropic のコミュニティとデモのマーケットプレイスは、自動では追加されません。
Anthropic のマーケットプレイス#
| 公式 | コミュニティ | デモ | |
|---|---|---|---|
| リポジトリ | anthropics/claude-plugins-official |
anthropics/claude-plugins-community |
anthropics/claude-code |
| マーケットプレイス名 | claude-plugins-official |
claude-community |
claude-code-plugins |
| 中身 | Anthropic が保守するもの、パートナーや他の作者のもの | 作者が Anthropic に提出したサードパーティのもの | プラグインに何が入るかを示す少数のサンプル |
| 入手 | 初回の対話起動で自動追加(管理ポリシーか CLAUDE_CODE_DISABLE_OFFICIAL_MARKETPLACE_AUTOINSTALL で止まる) |
/plugin marketplace add anthropics/claude-plugins-community |
/plugin marketplace add anthropics/claude-code |
- コミュニティの名前は、リポジトリ名ではなく
claude-communityです。入れるときは@claude-communityを付けます - 古い手順の
/plugin marketplace add anthropics/claude-codeが足すのは、公式ではなくデモ(claude-code-plugins)です。code-review・feature-dev・commit-commands・security-guidanceなどは公式にも同名であるので、2つ入れないよう公式から入れます - 公式の一覧の大半は、パートナーなどが作ったものです。カタログは頻繁に変わります
anthropics/skillsやanthropics/knowledge-work-pluginsのような、分野別のマーケットプレイスもあり、/plugin marketplace add <owner>/<repo>で追加しますclaude.aiのディレクトリは、これらのマーケットプレイスとは別の、claude.ai のカタログです。ディレクトリから追加したプラグインは、アカウントの同期で Claude Code に届きます
探し方は次の4つです。
- 端末で閲覧:対話セッションで
/pluginを開くと、「Discover」タブに自分のマーケットプレイスのプラグインが並ぶ - 端末で名前を指定:
/plugin install <name>が自分のマーケットプレイスから名前を探し、見つかれば詳細を開く(選択して確定するまで入らない)。無ければPlugin "<name>" not found in any marketplace - Web:claude.com の「Claude Marketplace」で、インストール数や「Anthropic verified」の印が見られる
- GitHub:リポジトリの
.claude-plugin/marketplace.jsonがカタログそのもの
サードパーティのマーケットプレイス#
人気のあるプラグインの多くは Anthropic のマーケットプレイスの外にあり、作者自身のマーケットプレイス(たいてい GitHub リポジトリ)にあります。Anthropic は審査しません。追加は /plugin marketplace add <owner>/<repo>、入れるのは /plugin install <plugin>@<marketplace-name> です。名前は marketplace.json の name で、追加が成功したときに表示されます。
マーケットプレイスの追加#
プラグインが公式にないとき(同僚が公開したものやコミュニティのもの)に使います。/plugin marketplace add に取得元を渡します(シェルの claude plugin marketplace add も同じ取得元を取れます)。
| 取得元 | 書き方 | 例 |
|---|---|---|
| GitHub リポジトリ | owner/repo。#ref でブランチかタグを固定 |
/plugin marketplace add your-org/plugins#v1.2.0 |
| 任意のホストの git | 完全な clone URL。#ref で固定 |
/plugin marketplace add https://gitlab.example.com/your-group/your-marketplace.git#v1.0.0 |
| ローカルのディレクトリかファイル | .claude-plugin/marketplace.json を持つディレクトリ、または JSON ファイルへのパス。相対パスは ./ か ../ で始める(name/name は GitHub リポジトリと読まれる) |
/plugin marketplace add ./my-marketplace |
ホストされた marketplace.json |
https:// の URL |
/plugin marketplace add https://example.com/marketplace.json |
ヒント
/plugin market は /plugin marketplace の短い書き方として使えます。
URL には必ず https:// を付けるか、SSH なら git@host:path の形にします。gitlab.example.com/your-group/x.git のように書くと、GitHub の owner/repo の略記と読まれて拒否されます。成功すると Successfully added marketplace: <name> と出て、次に /plugin を開いたときの「Discover」に並びます(再読み込みは不要)。失敗したときはプラグインのリファレンスのトラブルシューティングの表で文言を探します。
追加と導入を1コマンドで#
まだ追加していないマーケットプレイスのプラグインは、--marketplace で取得元を名指しして入れられます(v2.1.275 以降)。
/plugin install deploy-helper --marketplace your-org/plugins
取得元の書き方は /plugin marketplace add と同じ(空白は含められない)です。プラグイン名には @marketplace を付けません。未追加なら、解決した取得元を示して確認を求め、追加後にプラグインの詳細が開いてスコープを選びます。すでに追加済みの取得元と一致すれば、確認なしで詳細が開きます。
非公開のマーケットプレイス#
認証が要るリポジトリのマーケットプレイスも、同じコマンドで追加します。Claude Code はマシンにある git の資格情報で clone し、入力を求めません。
- HTTPS:git の資格情報ヘルパー(
gh auth login・macOS キーチェーン・git-credential-store)が効きます。まだ認証していないホストは、パスワードを聞かずに失敗します - SSH:ホストが
known_hostsにあり、鍵がパスフレーズなしで使える必要があります。GIT_SSH_COMMAND・GIT_SSH・git 設定のcore.sshCommandがあれば、そのプログラムを実行します - GitHub の
owner/repoの略記:SSH 鍵がgithub.comで認証できるかを確かめ、できれば SSH、できなければ HTTPS で clone します。CLAUDE_CODE_PLUGIN_PREFER_HTTPS=1を設定すると、その確認を飛ばして常に HTTPS を使います
同じ資格情報は、/plugin install・/plugin marketplace update・claude plugin update にも使われます。組織が管理設定でマーケットプレイスを登録していれば、自分で追加する必要はありません(組織への導入と管理設定、プラグインを作って配る)。
claude.ai が出すマーケットプレイス#
プラグインを claude.ai のアカウントから同期する端末セッションでは、組織のプラグインライブラリや自分のアップロードのようなマーケットプレイスを、claude.ai が出すことがあります。取得元ではなく名前で追加します(v2.1.273 以降)。/plugin の「Marketplaces」タブで選ぶか、シェルで一覧を見て追加します。
claude plugin marketplace list
claude plugin marketplace add --claudeai claudeai-organization-library
一覧の From claude.ai: の節に出ます。ローカルでは、claude.ai の表示名から claudeai- で始まる名前で登録され(「Organization library」なら claudeai-organization-library)、claude plugin install <plugin>@claudeai-organization-library のように入れます。サインアウトや別の組織への切り替えをしても、登録は残りますがプラグインは表示されなくなり、入れ済みのプラグインは読み込まれ続けます。claude.ai 経由で共有された git ベースのものは取得元が表示されるので、--claudeai でなく通常の追加と同じ方法で入れます。
プラグインを入れる#
例として、公式マーケットプレイスの commit-commands(コミット・プッシュ・PR 作成のコマンド)を入れます。他のプラグインも、名前とマーケットプレイス名を置き換えるだけで同じ手順です。
端末#
/plugin install commit-commands@claude-plugins-official
セッション内では、このコマンドはすぐには入れず、/plugin のパネルをそのプラグインの詳細で開き、確認してスコープを選べます。名前なしで /plugin を実行すると、自分のマーケットプレイスのプラグインを並べる「Discover」タブが開き、検索して「Enter」で詳細を開けます。
- 詳細の確認:説明のほか、「Will install」(追加されるコマンド・エージェント・スキル・フック・MCP・LSP サーバー)、「Last updated」(公式のプラグインに出る)、「Context cost」(公式のプラグインで、「Every turn」と「When invoked」の2つのトークン見積もり)が出ることがあります。「Context cost」は、マーケットプレイス名を付けて開いたときか「Marketplaces」タブから開いたときに出て、「Discover」の一覧から開いた詳細には出ません。ローカルや独自のマーケットプレイスは
Components will be discovered at installationと出ることがあります - スコープの選択:3つの選択肢から選びます(下の表)。選ぶと、宣言された依存も一緒に入り、インストールの概要が出ます
- 概要の最後の文で、今のセッションで使えるかが分かります
- 確認:
/を打つとプラグインのスキルが/<plugin>:<skill>で出ます(/commit-commands:commit)。「Installed」タブか、シェルのclaude plugin list(Version・Scope・Statusの行)でも確かめられます
| 概要の最後の文 | 意味 |
|---|---|
Plugin is now active. |
すぐ使える。再読み込みは不要 |
Plugin is now active. に続く Its bundled MCP server needs configuration before it can start |
同梱の MCP サーバーのオプションを設定するまで起動しない。「Installed」タブでプラグインを選び「Configure」で設定する |
Run /reload-plugins to activate. |
パネルが閉じ、Claude Code が再読み込みを実行する。再読み込みでプロンプトキャッシュが無効になるなら警告して保留にするので、/reload-plugins --force で有効にする(キャッシュなしの要求が1回分かかる) |
The plugin couldn't be loaded |
読み込みに失敗。/plugin の「Errors」タブで理由を見る |
公式以外のマーケットプレイスから入れるときは、先に追加が必要です。claude.com/marketplace で見つけたプラグインの「Claude Code」ボタンは、シェル形式 claude plugin install <name>@claude-plugins-official をコピーします。
デスクトップアプリ・VS Code・クラウド・その他#
| 場所 | 手順 |
|---|---|
| デスクトップアプリ(ローカルか SSH のセッションの「Code」タブ) | プロンプト欄の「+」から「Plugins」「Add plugin」でブラウザを開き、プラグインを選んでスコープを決める。あとからの有効化・無効化・削除は「+ > Plugins > Manage plugins」。クラウドセッションでは使えない(デスクトップアプリ) |
| VS Code | プロンプト欄で /plugins を入力して「Manage plugins」を開き、「Plugins」タブで検索して「Install」。一覧が空なら先に「Marketplaces」タブで anthropics/claude-plugins-official を追加する。スコープは「Install for you」「Install for this project」「Install locally」。変更は再起動せずに開いたセッションへ反映される(VS Code と JetBrains) |
| クラウドセッション | プラグインのブラウザは無く、手元で入れたものや、リポジトリの .claude/settings.json が有効にしたものも読み込まれない。組織が管理設定で配るプラグインは別(クラウド(Web)) |
| JetBrains | IDE のターミナルで Claude Code が動くので、端末の手順を使う |
claude -p などの非対話実行 |
/plugin は動かず、/plugin isn't available in this environment. と返る。入れ済みのものは読み込まれる。シェルの claude plugin で管理する |
| Agent SDK | SDK のプラグイン用のオプションで読み込む(SDK のツール・権限・拡張) |
リポジトリの .claude/settings.json が有効にしたプラグインが入っていないと報告されたときは、プラグインのリファレンスの読み込みの節を見ます。
ヒント
プラグインの作者が手元のコピーを試すなら、入れずに --plugin-dir を付けて起動すると、そのセッションだけ読み込めます(プラグインのリファレンス)。
シェルから入れる#
セットアップスクリプトなどでは、セッションを起動せずに入れられます。
claude plugin install formatter@your-org --scope project
- 既定はユーザースコープ。
--scope projectか--scope localで変える - 入れたプラグインは、次に Claude Code を起動するか、開いているセッションで
/reload-pluginsを実行すると読み込まれる - 対話セッションを一度も開いていないマシンでは公式マーケットプレイスが登録されていないので、先に
claude plugin marketplace add anthropics/claude-plugins-officialを実行する - 完了すると
Successfully installed plugin: formatter@your-org (scope: project)と出る - マーケットプレイスが名指しするコマンドで入れる
commandソースのプラグインは、コマンドを示して承認を求める。スクリプトでは答える人がいないので--yesで承認する
全フラグはプラグインのリファレンスにあります。
インストールのスコープ#
スコープで、誰に有効になるかと、どの設定ファイルに記録されるかが決まります。
| スコープ | 有効になる範囲 | 記録される場所 |
|---|---|---|
| user(ユーザー) | 自分の、そのマシンの全プロジェクト | ~/.claude/settings.json の enabledPlugins |
| project(プロジェクト) | そのリポジトリで作業する全員 | コミットする .claude/settings.json |
| local(ローカル) | 自分の、そのリポジトリだけ | .claude/settings.local.json |
- project のエントリをコミットしても、協力者のマシンにプラグインが入るわけではありません。各自が
claude plugin install <name>@<marketplace> --scope projectを一度実行します - 作者が
defaultEnabledを設定したプラグインは、入れても止まった状態で始まります。シェルのclaude plugin enable <name>か、/pluginの「Installed」タブで有効にします - 同じプラグインが複数のスコープで設定されていると、local が project を、project が user を上書きします
- 端末・デスクトップアプリのローカルセッション・VS Code 拡張は、同じマシンで同じ設定ファイルを読むので、どれかで user スコープに入れれば他の2つでも使えます
claude.ai のアカウントから届くプラグイン#
claude.ai のアカウントで有効にしたプラグインと、組織がメンバーに有効にしたプラグインは、別の取得元として届きます。端末セッションでは、そのアカウントでサインインして Claude Code を起動するたびに背景で同期されます。/plugin と claude plugin list には <name>@synced の ID で出ます。組織が必須にしていなければ、自分のスコープで無効にできます。手元で /plugin や claude plugin install で入れたものは、claude.ai のアカウントには追加されません。同期のタイミングやサインインの条件はプラグインのリファレンスにあります。
入れたプラグインを管理する#
/plugin の「Installed」タブに、プラグインが一覧され、有効化・無効化・更新・削除ができます(Tab で移動。/plugin enable・/plugin disable・/plugin uninstall でも、パネルを開いて変更できます)。無効なものは、一覧の下の折りたたまれた見出しにまとまります。
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| 文字入力 | 名前か説明で絞り込む |
| Space | 選んだプラグインを有効・無効にする |
| f | お気に入りにする |
| Enter | 詳細を開く |
詳細のメニューには「Disable plugin」か「Enable plugin」、「Update now」、「Uninstall」があります。設定を持つプラグインには、さらに次の項目が出ます(両方出るプラグインもあります)。
- 「Configure options」:マニフェストの
userConfigのオプションを設定するダイアログを開く - 「Configure」:同梱の MCP サーバーがあるとき、そのサーバー自身の
user_configを設定する
組織が管理設定で入れたものは「Managed」スコープで出て、ここでは有効化・無効化・削除できません。パネルを閉じるときに未反映の変更があれば、/reload-plugins が自動で実行されます(キャッシュが無効になるなら警告して保留にするので、/reload-plugins --force で反映します)。
claude.ai から同期されたプラグインの管理#
「Installed」タブには、synced を取得元とする同期済みプラグインも出ます(端末セッションの v2.1.273 以降)。有効・無効は「Installed」タブで切り替えます(組織が必須にしたものを除く)。外すには、claude.ai 側でそのプラグインをオフにします。同期で追加・更新・削除があったときは Plugins changed. Run /reload-plugins to activate. と出るので、/reload-plugins で反映するか、次の起動に任せます。
プロジェクトが有効にしているプラグインを外す#
リポジトリの .claude/settings.json が有効にしているプラグインで「Uninstall」を選ぶと、2つの選択肢が出ます。
- y「Disable for me」:自分の
.claude/settings.local.jsonにfalseを書き、プロジェクトには入れたままにする - u「Uninstall for everyone」:共有の
.claude/settings.jsonから外す
使っていないプラグインを見つける#
「Installed」タブでは、自分で入れて最近使っていないプラグインが「Not used recently」の見出しの下に出ます。各詳細の「Last used」の行も手がかりになり、起動とコンテキストのコストがかかり続けるものを無効化・削除できます。
依存関係#
プラグインは、他のプラグインへの依存を宣言できます。マーケットプレイスからのプラグインを入れる・有効化・無効化・削除するときは、依存にも作用します。
| 操作 | 依存への作用 |
|---|---|
| 入れる | 宣言された依存も同じスコープで入れて有効にする。成功メッセージに並ぶ |
| 有効にする | 入れてあるが無効な依存も有効にする。入っていない依存があれば、先に入れるよう案内して失敗する |
| 無効にする | 他の有効なプラグインがまだ必要としていれば拒否し、正しい順で両方を止めるコマンドを出す |
| 削除する | 自動で入った依存は、シェルの claude plugin prune を実行するまで残る |
--plugin-dir で読み込んだ場合はプラグインを作って配るの依存の節を見ます。
シェルで管理する#
claude plugin install・enable・disable・uninstall は、/plugin のパネルと同じ設定を変えます。どれも --scope で対象を選べ、省略時の既定は次のとおりです。
enable・disable:そのプラグインを既に設定している、最も具体的なスコープinstall・uninstall:ユーザースコープ
claude plugin disable formatter@your-org
claude plugin enable formatter@your-org
claude plugin uninstall formatter@your-org --scope project
更新#
プラグインは、入れ元のマーケットプレイスで自動更新が有効なら、自動で更新されます。セッションの開始後に、そのマーケットプレイスを更新し、入れたプラグインのディスク上のコピーを更新します。動いているセッションは、読み込んだ版のままで、更新後に Plugin updated: <name> · Run /reload-plugins to apply と出ます。次のセッションは新しい版を自動で読み込みます。
- 既定でオン:
claude-plugins-officialと、knowledge-work-plugins・first-party-pluginsを除く他の公式の名前、claude.ai から追加したマーケットプレイス - 既定でオフ:上以外のすべて(コミュニティ・サードパーティ・ローカルの開発用)
切り替えは、/plugin の「Marketplaces」タブでマーケットプレイスを選び、「Enable auto-update」か「Disable auto-update」を選びます。1つだけ今すぐ更新するには、セッション中に /plugin の「Installed」タブで開いて「Update now」を選ぶか、シェルで claude plugin update <plugin>@<marketplace> を実行します。
すべてのプラグインを一度に更新するコマンドはありません。1つのマーケットプレイスから入れたプラグインをまとめて更新するには、/plugin の「Marketplaces」タブでそのマーケットプレイスを選び、「Update marketplace」を選びます。マーケットプレイスの一覧を更新し、そこから入れたプラグインを更新し、自分で更新するよう残したプラグインがあれば知らせます。command ソースのプラグインと、マーケットプレイスの項目に headersHelper コマンドがあるプラグインはこの方法では更新されないので、「Installed」タブの詳細か claude plugin update <plugin>@<marketplace> で更新します。
シェルで名前なしに claude plugin marketplace update を実行すると、すべてのマーケットプレイスの一覧を更新しますが、入れたプラグインはいまの版のままです。自動更新が動くタイミング、対象外のプラグイン、止める環境変数はプラグインのリファレンスにあります。非公開のマーケットプレイスの自動更新が資格情報をどう扱うかはプラグインを作って配るにあります。
マーケットプレイスを管理する#
/plugin の「Marketplaces」タブに、登録済みのマーケットプレイスと取得元が並びます。選ぶと、プラグインの閲覧・一覧の更新・自動更新の切り替え・削除ができます。コマンドでも操作できます。
| 操作 | シェル | セッション内 |
|---|---|---|
| 一覧 | claude plugin marketplace list |
/plugin marketplace list |
| 一覧の更新 | claude plugin marketplace update <name> |
/plugin marketplace update <name> |
| 削除 | claude plugin marketplace remove <name> |
/plugin marketplace remove <name> |
マーケットプレイスを削除すると、そこから入れたプラグインはすべて削除され、設定ファイルの enabledPlugins の項目も消えます。「Marketplaces」タブは、確認の前にその一覧を示します。
コードインテリジェンス(言語サーバー)のプラグイン#
言語サーバーのプラグインは、エディタが持つ診断と定義へのジャンプを Claude に与えます。Claude は自分の編集が持ち込んだ型エラーや足りない import を、ビルドの前に見つけ、テキスト検索でなくシンボルで定義や参照を探せます。各プラグインは、Language Server Protocol(LSP)で1つの言語の言語サーバーにつなぎます。プラグインは公式マーケットプレイスから、言語サーバーの実行ファイルは自分のマシンへ入れます。
補足
端末のセッションで動きます。クラウドセッションでは、プラグインの言語サーバーは起動せず、診断もコード移動もありません(クラウド(Web))。
| 言語 | プラグイン | 実行ファイル |
|---|---|---|
| C/C++ | clangd-lsp |
clangd |
| C# | csharp-lsp |
csharp-ls |
| Go | gopls-lsp |
gopls |
| Java | jdtls-lsp |
jdtls |
| Kotlin | kotlin-lsp |
kotlin-lsp |
| Liquid | liquid-lsp |
shopify(Shopify CLI に含まれる) |
| Lua | lua-lsp |
lua-language-server |
| PHP | php-lsp |
intelephense |
| Python | pyright-lsp |
pyright-langserver |
| Ruby | ruby-lsp |
ruby-lsp |
| Rust | rust-analyzer-lsp |
rust-analyzer |
| Swift | swift-lsp |
sourcekit-lsp |
| TypeScript・JavaScript | typescript-lsp |
typescript-language-server |
表のうち liquid-lsp だけは Shopify が保守し、公式マーケットプレイスに載っています。ほかは Anthropic の保守です。プラグインは、言語サーバーを起動するコマンドと扱う拡張子を伝えるだけで、サーバー本体は含みません。実行ファイルを入れるコマンドは、各プラグインの README にあります(TypeScript なら npm install -g typescript-language-server typescript)。
手順は次のとおりです。
-
実行ファイルを入れ、
claudeを起動するシェルのPATHにあることを確かめる(which typescript-language-server。PowerShell ならGet-Command typescript-language-server) -
プラグインを入れる。VS Code 拡張とデスクトップアプリでは、この手順の代わりに「プラグインを入れる」の節に従います。端末では
claudeで Claude Code を起動し、そのプロンプトに、入れたい言語のプラグイン名(上の表)に置き換えて次を入力しますtext/plugin install typescript-lsp@claude-plugins-official -
起動を確かめる。言語サーバーは、Claude がそのプラグインの拡張子のファイルを最初に編集したときに起動します。型エラーを入れて直すよう頼み、編集の下に
Found N new diagnostic issues in M files (ctrl+o to expand)が出れば起動しています。出なければ/pluginの「Errors」タブを見ます。Executable not found in $PATH: "<binary>"の行があれば、その実行ファイルを入れます。入れたあとは、次に一致するファイルを編集したときに再試行されます。PATHに無いディレクトリへ入れたなら、通っているシェルから新しいセッションを始めます
Claude は、診断(サーバーが返すエラーと警告)に加え、サーバー経由でシンボルを引く読み取り専用の LSP ツールを得ます(ツール一覧)。編集後の会話には Found N new diagnostic issues の要約だけが出るので、中身は Ctrl+O で読みます。
推奨ダイアログ#
言語サーバーの実行ファイルが PATH にあり、それを使うプラグインが未導入だと、Claude の編集のあと「LSP plugin recommendation」ダイアログが出ることがあります。条件は次のとおりです。
- そのファイルの拡張子に合うコードインテリジェンスのプラグインを、追加済みのマーケットプレイスか公式が持ち、実行ファイルが入っている
- 複数のマーケットプレイスが提案するときは、公式のプラグインを出す
- 1セッションで最大1回、最初に一致したファイルの編集で出る
- クラウドセッションにつないでいる端末(
claude --cloudなど)では出ない
| 選択肢 | 動作 |
|---|---|
| 「Yes, install」 | ユーザーアカウントに入れ、<plugin> installed · restart to apply と出る。新しいセッションで読み込む |
| 「No, not now」 | 閉じる。後のセッションでまた出る。Esc も同じ |
| 「Never for this plugin」 | そのプラグインは出なくなる。他は出る |
| 「Disable all LSP recommendations」 | 全言語で出なくなる |
選ばずに30秒たつと閉じ、無視として数えます。数はセッションをまたいで保たれ、5回無視すると、「Disable all LSP recommendations」と同じく推奨しなくなります。戻すには ~/.claude.json から lspRecommendationDisabled と lspRecommendationIgnoredCount のキーを消します。「Never for this plugin」を戻すには、同じファイルの lspRecommendationNeverPlugins のリストから、その name@marketplace の ID を消します。
言語サーバーが起動しない、メモリを使いすぎる、モノレポで誤った診断が出るときは、プラグインのリファレンスのトラブルシューティングを見ます。公式プラグインの無い言語は、.lsp.json を持つプラグインを自分で書き、--plugin-dir で読み込むか、マーケットプレイスで配ります(プラグインを作って配る)。
入れる前の信頼とセキュリティ#
入れたプラグインは、あなたのユーザー権限で任意のコードを実行できます。マーケットプレイスの名前は、カタログを誰が出しているかを示すだけで、その中の各プラグインが何をするかは示しません。どのマーケットプレイスのものも、入れる前に確かめます。
プラグインにできること#
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| フック | ツール呼び出しの前後など、ライフサイクルの節目でシェルコマンドとして動く(フックのリファレンス) |
| MCP・LSP サーバー | 有効なプラグインが宣言した MCP サーバーにつなぎ、ツールを Claude に渡す。stdio の MCP サーバーは自分のマシンで起動するプロセス。言語サーバーも起動する |
| mod | プラグインの mod は、あなたの権限で Claude Code の中の JavaScript を動かす。入れる前に何をするかを一覧する方法はMod を使うの「信頼するか」の節 |
bin/ ディレクトリ |
有効なプラグインの bin/ が Bash ツールのシェルの PATH に加わり、Claude の Bash コマンドがそこの実行ファイルを動かせる |
| スキル・コマンド・エージェント | Claude の文脈に指示として入り、手持ちのツールで何をするかに影響する |
| 更新 | 入れ元の自動更新がオンなら背景で更新され、確認したファイルがディスク上で変わりうる |
権限ルールとサンドボックスが対象にするのは、Claude のツール呼び出しで、プラグインが単独で動かすコードではありません。コマンドフックは、あなたの完全な権限でシェルコマンドを実行し、Claude Code は、フックと MCP サーバー、mod が起こすプロセスをサンドボックスの外で動かします。プラグインの MCP ツールの呼び出しと、プラグインの bin/ の実行ファイルを動かす Bash コマンドは、ツール呼び出しなので権限ルールが適用されます(権限ルール、サンドボックス)。入れると、マニフェストかマーケットプレイスの項目が defaultEnabled: false を設定していて、自分で有効にしていない場合を除き、有効にもなります。
マーケットプレイスの階層#
名前で3つの階層に分かれます。公式とコミュニティの名前は、github.com/anthropics/ のリポジトリを取得元とするマーケットプレイスにだけ認められ、サードパーティが Anthropic のものを名乗れません。
| 階層 | 該当するもの |
|---|---|
| 公式 | 下の公式の名前 |
| コミュニティ | claude-community・claude-plugins-community・healthcare |
| サードパーティ | それ以外すべて(同僚や組織が公開するものを含む) |
公式の名前:claude-plugins-official・claude-code-marketplace・claude-code-plugins・anthropic-marketplace・anthropic-plugins・agent-skills・anthropic-agent-skills・life-sciences・knowledge-work-plugins・claude-for-legal・claude-for-financial-services・financial-services-plugins・first-party-plugins・claude-tag-plugins。claude-community のカタログがほとんどの項目でコミット SHA を固定している場合は、別のコミットを入れることを Claude Code は拒否します。
入れる前の確認#
- 取得元:シェルで
claude plugin marketplace listを実行し、各マーケットプレイスをどこから追加したかを見る - 詳細:
/pluginでプラグインを選び、「Will install」で、コマンド・エージェント・スキル・フック・MCP・LSP サーバーを見る。公開データが無いプラグインは、マーケットプレイスの宣言か、Components will be discovered at installation(マーケットプレイス内に保管)、Component summary not available for remote plugin(他から取得)が出る - ソースを読む:詳細の「Open homepage」か「View on GitHub」からリポジトリを開く。「Will install」はフックがあることは示しても、何を実行するかは示さないので、プラグインのディレクトリで
hooks/hooks.json(各フックのコマンド)、.mcp.json(各サーバーのコマンドか URL)、bin/の全ファイルを読む - 中身の一覧:リポジトリを clone し、
claude --plugin-dir <plugin directory> plugin details <plugin name>を実行すると、セッションを開始せずにComponent inventory(スキルとコマンド、エージェント、イベントごとのフック、MCP と LSP のサーバー)が出る
入れたあとは、claude plugin details <plugin name> が、~/.claude/plugins/cache/<marketplace>/<plugin>/<version>/ の入れたコピーについて同じ Component inventory を出します。
信頼できなくなったプラグインを外す#
claude plugin uninstall <plugin> を、入れたときの --scope で実行します。
- 永続データ:最後のスコープから外れたときは、既定でプラグインの永続データのディレクトリも消える(
--keep-dataなどはプラグインのリファレンス) - キャッシュ:ファイルは
~/.claude/plugins/cache/に14日残り、背景の掃除で消える。最後のプラグインを外したあとの孤立したディレクトリは、次に何か入れるまで残る。すぐ消すなら~/.claude/plugins/cache/<marketplace>/<plugin>/を自分で消す - マーケットプレイス:所有者も信頼しないなら、マーケットプレイスも削除する(そこから入れたプラグインがすべて削除される)
拒否や警告が出る場面#
入れる前の信頼の警告は、どのマーケットプレイスでも同じ文面です。
Make sure you trust a plugin before installing, updating, or using it. Anthropic does not control what MCP servers, files, or other software are included in plugins and cannot verify that they will work as intended or that they won't change. See each plugin's homepage for more information.
組織が管理設定に pluginTrustMessage を置くと、その文が警告に追記されます。次の場合、Claude Code は読み込みや導入を拒否し、それぞれ固有のエラーを出します(エラー一覧)。
- 信頼できない取得元:公式やコミュニティの名前を使うのに、取得元が
github.com/anthropics/の外にあるマーケットプレイスは、そこから入れたプラグインも含めて読み込みを止め、Marketplace is registered from an untrusted sourceのエラーを出す - アーカイブの整合性:マーケットプレイスの項目が
archiveソースをsha256で固定していて、ダウンロードしたファイルのダイジェストが合わないと、導入を拒否し、Plugin archive integrity check failedのエラーを出す。このsha256は、コミュニティのカタログのコミット SHA の固定とは別のものです
組織が強制できること#
管理設定で、管理者は次を強制できます(組織への導入と管理設定)。
- マーケットプレイスの取得元の許可・拒否
- プラグインの強制有効化
--plugin-dir・--plugin-urlフラグとCLAUDE_CODE_PLUGIN_DIRS変数の停止- フックを、管理設定と強制有効化したプラグインのものに限る
- メンバーの claude.ai アカウントのプラグインを Claude Code で読み込ませない(
syncClaudeAiPlugins)
テレメトリでのプラグイン名#
組織が OpenTelemetry のイベントを自前のバックエンドへ出していると、階層で、出るプラグイン名が決まります(利用状況の計測)。
- プラグインの読み込みイベント:公式の階層は名前のまま。コミュニティとサードパーティは
plugin.nameとmarketplace.nameがthird-partyという文字列になる(OTEL_LOG_TOOL_DETAILS=1を設定した場合を除く)。plugin.scopeは出どころを示し、管理設定で有効にしたものはorg、他のサードパーティはuser-localなど - プラグインの導入イベント:
OTEL_LOG_TOOL_DETAILS=1が無いと、公式以外では名前の欄を出さない(third-partyでもなく省く) - Claude Code Analytics API:公式とコミュニティの階層は名前で、他は
third-partyで報告する
関連ページ#
- 作る・配る側:プラグインを作って配る
- フィールド・コマンド・読み込みの規則・エラー:プラグインのリファレンス
- プラグインの動作確認:プラグインの評価(evals)
公式ドキュメント(英語)
- Plugins overview
- Install and manage plugins
- Anthropic's marketplaces
- Code intelligence plugins
- Plugin security and trust
2026年10月5日時点の内容をもとに、日本語でまとめています。