はじめての方へ・ステップ 6 / 12
上手な頼み方
Claude Code に思いどおりに動いてもらうための頼み方のコツを、悪い例と良い例で説明します。小分けに頼む、先に計画させる、確かめ方を渡す、などです。
Claude Code は、こちらの言葉から「何をしてほしいか」を読み取って動きます。少し伝え方を工夫するだけで、やり直しがぐっと減ります。このページでは、頼み方のコツを説明します。
頼むときの心がまえ#
Claude Code には、できる仲間に仕事をまかせるつもりで頼みます。何をしたいのか、どこが関係しそうなのかを伝えれば、どのファイルを読むか、どのコマンドを動かすかは Claude が自分で考えます。
カード払いのページで、期限切れのカードを使うとエラーになる。
関係するコードは src/payments/ にあると思う。調べて直して。
コツ1:具体的に書く#
Claude は意図をくみ取ろうとしますが、心の中までは読めません。「どこで」「何が起きて」「どうなれば直ったと言えるか」を書きます。
| あいまいな頼み方 | 具体的な頼み方 |
|---|---|
| バグを直して | まちがったパスワードを入れると、画面が真っ白になる。直して |
| foo.py のテストを書いて | foo.py のテストを書いて。ログアウトしているときの場合も確かめて |
| カレンダーを足して | トップページの今ある部品の作り方を見て、同じやり方で、月を選べるカレンダーを足して |
ヒント
何から聞けばいいか分からないときは、あいまいなまま聞いてもかまいません。「このファイルで、直したほうがいいところはある?」と聞くと、自分では気づかなかった点を教えてくれることがあります。
コツ2:大きな仕事は小分けにする#
一度にたくさんのことを頼むより、順番を付けて小分けにしたほうがうまくいきます。
1. ユーザーのプロフィールを入れておく場所を作って
2. プロフィールを読み出したり書き換えたりする仕組みを作って
3. 自分のプロフィールを見て編集できるページを作って
コツ3:先に調べさせて、計画を立てさせる#
いきなり作り始めると、見当ちがいのものを作ってしまうことがあります。大きな変更は、調べる → 計画する → 作る の順に分けます。そのために「plan モード」を使います。
- Shift+Tab を何回か押して、画面の下が
⏸ plan mode onになるようにします(または、頼む文の頭に/planを付けます) - plan モードでは、Claude はファイルを読んで調べ、計画を書きますが、ファイルは書き換えません
- 計画ができると、どう進めるかを聞かれます。良ければ「Yes」で始まる選択肢を選ぶと、作り始めます。直してほしければ「No, keep planning」を選んで、どこを変えてほしいかを伝えます
補足
小さな仕事(誤字を直す、名前を変えるなど)なら、計画は要りません。直接頼みます。何を変えるかを1文で言えるくらいの仕事なら、計画を飛ばしてかまいません。
コツ4:確かめる方法を渡す#
Claude は、仕事が「終わったように見えた」ところで止まります。うまくいったかを Claude が自分で確かめられるように、確かめる方法を一緒に渡します。
| よくある頼み方 | 確かめ方を渡す頼み方 |
|---|---|
| メールアドレスが正しいか調べる関数を書いて | メールアドレスが正しいか調べる関数を書いて。user@example.com は正しい、invalid はまちがい、として試して |
| ページの見た目をよくして | (見本の画像を貼って)このデザインにして。できたら画面を撮って見本と比べ、ちがうところを直して |
| ビルドが失敗する | ビルドがこのエラーで失敗する:(エラーを貼る)。直して、ビルドが通ることを確かめて |
「できました」と言うだけでなく、動かした結果やコマンドの出力を見せてもらうと、こちらも確かめやすくなります。
コツ5:ファイルや画像を渡す#
- ファイルを指す:
@を打つとファイル名の候補が出ます。@index.html を見てのように書くと、Claude はそのファイルを読んでから答えます - 画像を貼る:画像をコピーして、入力欄に Ctrl+V(Windows は Alt+V)で貼り付けるか、ドラッグ&ドロップします
- URL を書く:参考にしてほしいページの URL を書くと、Claude が読みに行きます
コツ6:分からないことは聞く・聞いてもらう#
- Claude Code の使い方が分からないときは、Claude Code に「〜はどうやるの?」と聞けます
- 大きなものを作るときは、先に Claude にインタビューしてもらうと、自分が考えていなかった点に気づけます
自分の小づかい帳アプリを作りたい。くわしくインタビューして。
考えておくべき点を全部聞き終わったら、仕様を SPEC.md にまとめて。
コツ7:ずれたら早めに直す#
Claude の進み方がおかしいと気づいたら、早めに止めて直します。
- Esc で止めて、「そうじゃなくて、〜して」と伝える
- 「今の変更を元に戻して」と頼む
- 同じことで2回直してもうまくいかないときは、
/clearで会話をリセットして、分かったことを入れた頼み方で最初から頼み直す
同じ会話の中で何度も直すと、うまくいかなかったやり方が会話に残り、かえって混乱します。新しい会話で、良い頼み方をしたほうが、たいていうまくいきます。
よくある失敗#
| 失敗 | どうするか |
|---|---|
| 1つの会話で、関係ない話をあれこれする | ちがう仕事に移るときは /clear でリセットする |
| 何度も直すのに、なかなか直らない | 2回直してだめなら、/clear して頼み方を書き直す |
| もっともらしいけれど、細かい場合に対応していない | テストや実際の画面など、確かめる方法を必ず渡す |
| 「調べて」とだけ頼んで、大量のファイルを読ませてしまう | 調べる範囲をしぼって頼む |
次に読むページ#
Claude が作業の許可を求めてきたときの答え方を、「許可しますか?」と聞かれたら で読みましょう。
公式ドキュメント(英語)
- Best practices for Claude Code
- Quickstart
- How Claude Code works
- Choose a permission mode
- Interactive mode
2026年10月5日時点の内容をもとに、日本語でまとめています。