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Claude Tips

VS Code と JetBrains

VS Code 拡張と JetBrains プラグインの導入、プロンプト欄の機能、ショートカット、設定項目、IDE 連携の仕組み、トラブル対処を引けます。

Claude Code は、VS Code では拡張機能(グラフィカルなパネル)、JetBrains の IDE ではプラグイン(IDE の統合ターミナルで claude を動かして接続する形)として使えます。どちらも差分表示や選択範囲の共有で IDE と連携します。

  • VS Code:プランのレビュー、編集の自動承認、行範囲つきの @ メンション、会話履歴、複数会話のタブ、プラグイン管理などをグラフィカルに使えます
  • JetBrains:IntelliJ IDEA・PyCharm・Android Studio・WebStorm・PhpStorm・GoLand など。差分を IDE の差分ビューアで開き、選択範囲やファイル参照を共有します
  • ターミナルの CLI とは会話履歴を共有できます(claude --resume)。外部ターミナルからは /ide で IDE につなげます
  • IDE が用意するローカルの MCP サーバー ide を CLI が自動で使います(差分表示・選択範囲・診断の取得)
  • 別系統の操作はChrome とコンピュータ操作、設定の共有は設定ファイルの仕組みを見てください

VS Code#

前提とインストール#

  • VS Code 1.94.0 以降
  • Anthropic アカウント(有料の Claude サブスクリプション Pro・Max・Team・Enterprise、または Claude Console アカウント。API キーは不要)。初回にパネルでサインインします。Amazon Bedrock や Google Cloud の Agent Platform を使う場合は後述の「サードパーティプロバイダー」を見てください
  • 拡張機能はチャットパネル用の CLI を同梱しています。統合ターミナルで claude を実行するには、別途スタンドアロンの CLI のインストールが必要です(インストールとログイン)

インストールは、vscode:extension/anthropic.claude-code(Cursor は cursor:extension/anthropic.claude-code)のリンクを開くか、Extensions ビュー(Cmd+Shift+X/Windows・Linux は Ctrl+Shift+X)で「Claude Code」を検索して「Install」を押します。Devin Desktop や Kiro など他の VS Code フォークにも入り、Open VSX レジストリからも入れられます。入れられないエディタでは、CLI を入れて統合ターミナルで claude を実行します。インストール後に出ないときは、VS Code を再起動するか、コマンドパレットで「Developer: Reload Window」を実行します。

拡張機能のバージョン番号は、同梱する Claude Code のバージョンです。たとえば Claude Code v2.1.286 以降が要る機能には、拡張機能のバージョン 2.1.286 以降が要ります(Extensions ビューで確認できます)。

始める#

  1. パネルを開く:Spark アイコンが Claude Code の印です。ファイルを開いたときだけ出るエディタツールバー(右上)のアイコンが最短です。ほかに、Activity Bar の Spark アイコン(セッション一覧。常に表示)、コマンドパレットで「Claude Code」と入力して「Open in New Tab」などを選ぶ、ステータスバー右下の「✻ Claude Code」(ファイルなしでも使える)があります。パネルはドラッグで好きな場所へ移せます
  2. サインイン:初回は「Sign in」を押してブラウザで認可します。後から「Not logged in · Please run /login」と出たら、サインイン画面が自動で開き直されます(出なければ「Developer: Reload Window」)。シェルに ANTHROPIC_API_KEY があるのにサインインを求められるなら、VS Code がシェルの環境を引き継いでいません。ターミナルから code . で起動するか、Claude アカウントでサインインします。サインイン後の「Learn Claude Code」チェックリストは「Show me」で進めるか、× で閉じます(再表示は設定の Extensions → Claude Code で「Hide Onboarding」を外す)
  3. プロンプトを送る:選択したテキストは自動で Claude に見えます。Option+K(Windows・Linux は Alt+K)で @file.ts#5-10 のような @ メンションも入れられます
  4. 変更を確認する:プロンプト欄の下の権限モードで挙動が変わります
  • Auto または Edit automatically:ワークスペースのほとんどのファイルを確認なしで編集します
  • Manual:編集の前に元と提案の並列比較を出して許可を求めます(承認・却下・別の指示)。差分ビューで提案内容を直接編集してから承認すると、Claude にそのことが伝わります
  • 変更ごとのレビュー:差分の各変更の下の「Accept this change」「Reject this change」で、1つずつ確認できます。却下は提案内容でその変更を元に戻し、承認は確認済みの印になります。ファイル全体を承認・却下してもレビューは終わります。100を超える変更がある差分は、変更ごとのボタンなしで開くので、ファイル全体で確認します。Claude Code v2.1.275 以降。カーソル位置では、エディタのコンテキストメニューかコマンドパレットの「Claude Code: Accept Change at Cursor」「Claude Code: Reject Change at Cursor」を使います

コマンドパレットの「Claude Code: Open Walkthrough」で基本の案内を見られます。

プロンプト欄の機能#

機能 内容
権限モード 下部のモード表示で切り替える。Auto は Claude Code v2.1.283 以降では組み込みの開始モード(それ以前は Pro・Max・Team のみ)
モデル コマンドメニューの「Switch model…」か、プロンプト欄下部のモデル名から選ぶ。v2.1.284 以降は、プロンプト欄で /model だけを入力しても同じ選択画面が開く。モデルが effort に対応していれば「Effort」の行も出る(max 以外のレベルは、現在のモデルの既定として、ユーザー設定の modelSettings に保存される。max は現在のセッションだけ)。モデル名ボタンと Effort の行は v2.1.257 以降
Ultracode ワークフローが有効で、モデルが対応しているとき、Effort の下にスイッチが出る。オンにすると、このセッションの実質的なタスクごとに、選んだ effort でワークフローを計画させる。オンの間はモデル名ボタンに · Ultracode が付く。v2.1.284 以降
コマンドメニュー / をクリックまたは入力して開く。ファイル添付・モデル切り替え・拡張思考の切り替えなど
サイドクエスチョン /btw に続けて質問すると、会話に追加せずに聞ける。答えはチャットの横のパネルに開き、追加の質問もできる。スレッドはウィンドウのリロード後も残り、新しい20往復を保持して、cleanupPeriodDays の期間で期限切れになる(Claude Code が保持期間を安全に判断できる場合)。消すにはパネルのごみ箱アイコン。v2.1.227 以降
応答のコピー 応答にマウスを重ねて「Copy response」、または /copy(/copy 2 は2つ前)。v2.1.277 以降
ブックマーク 応答にマウスを重ねて「Bookmark response」で保存し、保存した応答の「Remove bookmark」で外す。保存した応答は、Claude Code パネル上部のしおりアイコン、コマンドメニューの Context の節の「Bookmarks」、または /bookmarks で開く Bookmarks パネルで見直す。v2.1.286 以降
コンテキスト表示 使っているコンテキストウィンドウの割合を表示する。必要なら自動で圧縮し、手動なら /compact
プロンプトキャッシュの時計 コンテキスト表示の横の時計アイコンが、会話のプロンプトキャッシュの期限までの残り時間を見積もる。キャッシュの寿命(5分か1時間)からカウントダウンし、キャッシュを使う応答のたびに再開する。残り時間は「12m」のように分で出て、尽きるとアイコンが赤(またはテーマのエラー色)になり、次の応答まで続く。キャッシュが切れたとみられ、次のメッセージの応答は遅くコスト高になる。圧縮の直後も、キャッシュがまだ圧縮後の会話を覆っていないので、分の表示なしで赤になる
エージェントマップ 会話にサブエージェントがいると、下部に「2 agents」のような数が出て、ドットで作業中か許可待ちかが分かる。クリックすると、メインのエージェントの下にサブエージェントをツリーで描き、状態・経過時間・トークン数を出す。サブエージェントをクリックするとプロンプトとツール呼び出しを見られ、読み取り専用の文字起こしを開く、実行中に止める、ができる。v2.1.269 以降。マップはバックグラウンドのシェルコマンドや monitor などのタスクも下に並べ、行をクリックするとカードが開いて止められる。エージェント数が出ていないときは /tasks で開く(タスクの表示と /tasks は v2.1.277 以降)。v2.1.286 以降は、「Stop」を押すか Esc を押すと、現在のターンが終わる。バックグラウンドのエージェントは、終わるか、マップから止めるまで動き続ける
拡張思考 コマンドメニューでオンにする。思考は折りたたまれたブロックで出て、クリックで読み、Ctrl+O でセッション内のすべての思考ブロックを展開・折りたたむ
複数行入力 Shift+Enter で、送らずに改行する(質問ダイアログの「Other」の入力にも効く)

Plan モードは、Claude が方針を説明し、承認を待ってから変更します。VS Code はプランを Markdown 文書として全画面で開き、開始前にインラインコメントで意見を返せます。/plan(v2.1.280 以降)の形は次のとおりです。

入力 動き
/plan プランモードに切り替える。すでにプランモードなら現在のプランを表示する
/plan fix the auth bug プランモードに切り替え、そのタスクの計画を始める
/plan open プランモードのとき、プランファイルをエディタで開く

コマンドメニューの「Customize」の節の項目です。ターミナルのアイコンが付いた項目は、統合ターミナルで開きます。

項目 できること 必要な版
Slash commands /usage や /remote-control などをフィルター付きのダイアログで選んで実行する(プロンプト欄で / を打つ候補表示もそのまま使える) v2.1.257 以降
/skills 同じダイアログを開く。各スキルの公開範囲(「On」「Name only」など)が出て、クリックで変更できる(プラグインのスキルなど「locked」の行を除く) v2.1.280 以降
Output styles 出力スタイル(自作を含む)を選ぶ。「Build a custom style」で、プロジェクトかユーザー単位のスタイルファイルを Claude Code が作る v2.1.257 以降(自作の作成は v2.1.261 以降)
Hooks セッションに読み込まれたフックをイベントごとに見る。ユーザー・プロジェクト・ローカルの設定のフックは追加・編集・削除できる。管理設定やプラグインのフックは読み取り専用 v2.1.269 以降
Permissions セッションの権限ルールを Allow・Ask・Deny で見る。ユーザー・プロジェクト・ローカル設定のルールは追加・削除できる。管理設定やこのセッション限りの承認は読み取り専用 v2.1.269 以降
Memory 自動メモリのオン・オフ。オンの間は保存されたメモリの閲覧と、保存先フォルダをファイルマネージャーで開くことができる。メモリをクリックするとダイアログで読め、編集・削除・エディタで開くこともできる v2.1.274 以降(閲覧・編集・削除は v2.1.275 以降)
Instructions Claude が読む CLAUDE.md を選んでエディタで開く。なければ先に作る v2.1.274 以降
Status(/status) セッションの Claude Code のバージョン・アカウント・モデル・MCP サーバーの詳細を見る v2.1.280 以降
Sandbox(/sandbox) Bash コマンドがサンドボックス内で動くかを見て、モードの切り替えと除外コマンドの追加ができる v2.1.280 以降
Claude in Chrome(/chrome) Claude in Chrome の接続を確認・管理する(claude.ai アカウントでのサインインが必要) v2.1.280 以降
Export conversation(/export) Context の節。会話をプレーンテキストでコピーするか、ファイルに保存する。/export notes.txt のようにファイル名を付けると、ダイアログなしで保存先が決まる v2.1.280 以降
Enable Remote Control for all sessions Settings の節。remoteControlAtStartup を設定する(リモートコントロールとモバイル)。VS Code のウィンドウで切り替えると、そのウィンドウで開いているセッションにも効き、オフにすると開いているセッションは切断される。v2.1.261 以降は、ほかの VS Code ウィンドウのセッションにも及ぶ v2.1.203 以降
Focus view Settings の節。ツール呼び出し・ツール結果・思考を展開できる行にまとめ、プロンプトと応答だけを残す。Ctrl+Option+F(Windows・Linux は Ctrl+Alt+F)かコマンドパレットの「Claude Code: Toggle Focus view」でも切り替える。変更は開いているすべてのセッションに及び、保存される。最新の to-do リストは見え続ける(v2.1.225 以降)。保留中の質問が尋ねているテキストも見える。サブエージェント実行中は、それを始めたツール呼び出しグループの下に最新の動きの行が出る(v2.1.269 以降) v2.1.221 以降
Sign out(/logout) Anthropic アカウントからサインアウトする。サードパーティプロバイダーでは出ない v2.1.277 以降
Report a problem(/bug・/feedback) メニュー下部。説明を付けて報告を送る。Anthropic の1次接続でサインインしていれば Anthropic に送る。サードパーティプロバイダーや Anthropic の資格情報がないときは何も送らず、ダイアログが先に告げる。その場合は、既知の API キーとトークンのパターンを伏せて ~/.claude/feedback-bundles/ にローカルのアーカイブとして保存し、確認に「Show folder」ボタンが出る(Anthropic の担当者に送るかサポート依頼に添付する)。組織のポリシーで製品フィードバックが無効だと、メニューに出ず、/bug・/feedback は Feedback is turned off by your organization's policy or this environment's settings. と出す。DISABLE_FEEDBACK_COMMAND か CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC の設定でも無効になる(v2.1.284 以降) v2.1.229 以降(ローカル保存は v2.1.284 以降)

ファイルとフォルダを参照する#

@ に続けてファイル・フォルダ名を打つと、Claude が内容を読みます。あいまい一致が効き、フォルダは末尾の / を付けます。

text
Explain the logic in @auth
What's in @src/components/
  • 大きな PDF は、1ページ、pages 1-10 のような範囲、3ページ以降のような開いた範囲を指定して読ませられます。ページ指定の読み取りには、Claude Code が動くマシンに poppler-utils が必要です
  • エディタで選択すると、強調したコードが自動で Claude に見え、フッターに選択行数が出ます。Option+K(Windows・Linux は Alt+K)でパスと行番号の @ メンション(@app.ts#5-10)を挿入します。選択インジケーターの「X」で、選択を Claude に渡さないようにできます(別のテキストを選ぶと戻る)
  • 選択したテキストを渡さないファイル:ワークスペース内で files.exclude や search.exclude に一致するファイルは、パスだけが渡ります。git が無視するファイルも、VS Code の search.useIgnoreFiles と拡張機能の respectGitIgnore が両方オン(既定)なら同様です。この絞り込みはチャットパネルだけで、統合ターミナルの CLI は、どのファイルでも選択テキストを送るため、守りたいファイルは Read の deny ルールを使います
  • 何も選択していなくても、エディタで開いているファイルは Claude に見えて、プロンプト欄に名前が出ます。選択テキストだけを渡すには「Attach Open File」設定(attachOpenFile)をオフにします(v2.1.271 以降)
  • 画像はクリップボードからプロンプト欄に貼り付けられます。ファイルは Shift を押しながらプロンプト欄にドラッグします。添付は × で外します
  • ターミナルの出力は、@terminal:name(name はターミナルのタイトル)で参照できます

貼り付けたテキストは、ターミナルのようにプレースホルダーに畳まれず、プロンプト欄にそのまま見えます。Claude Code は、貼り付けたテキストと送るものから、見えない Unicode 文字を取り除きます。貼り付けたときに Removed 3 invisible characters from the pasted text のような通知が出たら、取り除いた状態で入っています。送信時に取り除いた通知が出たら、何も送られず、きれいにしたテキストがプロンプト欄に戻るので、もう一度送ります。

過去の会話を再開する#

パネル上部の「Session history」から、キーワード検索か時間順で探せます。クリックで履歴ごと再開します(別のタブですでに開いていれば、そのタブに移る)。会話の再開はセッションの再開と管理も見てください。

会話が、ターミナルの claude や別の VS Code ウィンドウなど、ほかの Claude Code のプロセスで開いているときは、プロンプト欄の代わりに This conversation is still open somewhere else. Using it in two places at once can mix up its messages. という通知が出ます。ここで続けるには、もう一方で会話を閉じてから「Open here anyway」を押します。閉じずに押すと、会話は両方で開いたままになります。claudeProcessWrapper を設定していると、拡張機能はこの確認を飛ばして、会話をそのまま開きます。

  • タイトルは最初のメッセージから AI が付けます。セッションにマウスを重ねて名前の変更とアーカイブができ、アーカイブは一覧下部の「Archived sessions」へ移ります
  • 14日間操作がないセッションは、既定で「Archived sessions」に自動で移ります(開いている、未読、グループに入っているものを除く)。v2.1.265 以降。期間は設定の archiveInactiveSessions で数字を選ぶか「Never」にします
  • アーカイブの復元は、「Archived sessions」を開いて「Unarchive session」。すべてを一度に戻すには、Activity Bar のセッション一覧の「Archived sessions」見出しにマウスを重ねて、復元アイコンを押します(v2.1.277 以降)。v2.1.257 より前は「Delete session」で、復元できずに隠すだけでした。そのとき削除したセッションは、更新後に「Archived sessions」に出ます
  • プランモードで終わった会話を再開すると、プランモードを復元します(v2.1.246 以降)。復元しないのは、claudeCode.initialPermissionMode か前の会話から引き継いだ選択で開始モードが決まった場合と、claudeCode.claudeProcessWrapper を設定している場合です

claude.ai のクラウドセッションも再開できます(Anthropic Console ではなく「Claude.ai Subscription」でのサインインが必要)。「Session history」を開き、「Web」タブでセッションを選ぶと、会話をローカルで続けます。開いているフォルダが GitHub リポジトリなら、そのリポジトリのセッションだけが出ます。再開時は会話履歴のコピーをダウンロードするので、変更は claude.ai に同期されません。「Web」タブにはリモートコントロールのセッションも並び、開いているフォルダで動いたものを選ぶと、コピーではなくそのローカルの会話を開きます(すでにそれを表示するタブがあればそこへ移る)。ほかの Claude プロセスが開いていないと確かめられないときは、コピーをダウンロードします。ダウンロードが一部でも失敗するとエラーが出てコピーは保存されないので、もう一度選びます。まだダウンロードできる会話がないセッションは、続ける場所をエラーが案内します(クラウド(Web)で使う)。

アカウントと使用量#

/usage で「Account & usage」ダイアログを開きます。

  • claude.ai プラン:現在のセッションと週など、プランの上限の使用バーと、リセットまでの時間。上限に効いている要因を分解し、直近の使用量の10%以上を占める振る舞い(キャッシュミス・長いコンテキスト・サブエージェントが多い、または高並列のセッション)に、減らすヒントを付けて示します。スキル・サブエージェント・プラグイン・MCP サーバーごとの使用量も表で出ます。「Day」と「Week」で直近24時間と7日間を切り替えます。数値は概算で、このマシンのローカルセッションから計算するため、ほかの端末や claude.ai の使用量は含まれません
  • ほかのサインイン(サードパーティプロバイダーや API キー):プランの上限がなく、セッション自体のコストとトークン使用量が出ます。Activity Bar のセッション一覧の「Account & usage」見出しの下にも、アクティブなセッションの合計が出ます(v2.1.277 以降)

詳しくはコストを抑えるを見てください。

パネルの置き場所と複数の会話#

パネルのタブかタイトルバーをドラッグして、次へ移せます。

場所 特徴
セカンダリサイドバー ウィンドウの右側。コードを書きながら Claude を見続けられる
プライマリサイドバー Explorer や Search のアイコンがある左側
エディタ領域 ファイルと並べてタブとして開く。サブのタスク向き
  • 新しいエディタグループで Claude のタブを開くと、拡張機能がそのグループをロックし、Claude のタブにフォーカスがある間に開いたファイルは別のグループに入ります。やめるには「Lock Editor Groups」(lockEditorGroups)をオフにします(すでにロックされたグループは解除するまでそのまま。v2.1.274 以降)
  • メインの会話にはサイドバーを使い、サブのタスクは追加のタブで開くとよい、とされています。Claude は好みの場所を覚えます。Activity Bar のセッション一覧のアイコンは Claude パネルとは別で、パネルのアイコンは左のサイドバーにドッキングしたときだけ出ます
  • 「Developer: Reload Window」や VS Code の再起動の後は、エディタタブなら会話がタブごと戻ります。サイドバーなら、10分以内にメッセージや応答があった場合に戻り、戻らなければ Session history から再開します。リロードで Claude が途中で止まっていたら、会話が戻ったときにその手を続け、チャットに印が出ます(v2.1.274 以降)。止まってから1時間を超える、またはセッションが別の場所で開いている場合は、待機した状態で戻ります。別の Claude Code のプロセスがまだその会話を開いているときは、ここで開く前に確認が出て、セッション履歴から再開するときと同じ「Open here anyway」の通知になります。続行をオフにするには「Continue After Reload」(continueAfterReload)のチェックを外します。VS Code の環境か environmentVariables 設定で CLAUDE_CODE_RESUME_INTERRUPTED_TURN などの CLAUDE_CODE_RESUME_ の変数を設定しても、拡張機能がパネルのセッションを始める前にそれらを取り除くので、パネルでは効きません
  • 複数の会話:コマンドパレットの「Open in New Tab」「Open in New Window」で追加の会話を始めます。会話ごとに履歴とコンテキストが独立します。タブでは Spark アイコンの小さな色のドットが状態を示し、青は許可待ち、オレンジはタブが隠れている間に Claude が終えたことを表します

セッション一覧(Activity Bar)の整理です。

  • グループ(v2.1.229 以降):セッションを右クリックして、そこからグループを作る、既存のグループに入れる、グループから外す。1つのセッションは1つのグループにだけ属します。複数をまとめて移すには、Cmd+クリック(Windows・Linux は Ctrl+クリック)や Shift+クリックで範囲を選んで右クリックします。タブからは、コマンドパレットの「Claude Code: Add Session Tab to Group」でグループを選ぶか作ります(v2.1.257 以降)。グループ見出しの右クリックで名前の変更と削除ができ、削除してもセッションはグループなしの一覧に戻ります。グループはワークスペースのフォルダごとに保存され、リロードの後も、同じフォルダを開くすべてのウィンドウに出ます。一覧を検索すると、グループをまたいで一括の一覧で一致が出ます
  • フィルター(v2.1.271 以降):一覧上部の2つのコントロール。どちらかがオンの間、アーカイブ済みは表示されません。「Active」は、入力待ち・作業中・未読のセッションと、最後にフォーカスした Claude タブのセッションだけを出すトグルです。「Filter by status」(漏斗アイコン)は、「Needs input」「Working」「Completed」で状態を、「Open」「Closed」で開いているかを絞ります(このウィンドウにタブがある、またはこのマシンの別の Claude Code プロセス(ターミナルなど)で動いていれば開いている扱い)。「Active」がオンで状態・「Open」・「Closed」にもチェックを入れると、チェックに一致するすべてのセッションも出ます。フィルターはリロード後も保持されます
  • ターミナルモード:既定はグラフィカルなチャットパネルです。CLI 風の画面にするには「Use Terminal」設定(useTerminal)にチェックを入れます(設定は Cmd+,、Windows・Linux は Ctrl+, から Extensions → Claude Code)

プラグインの管理#

プロンプト欄で /plugins と入力すると「Manage plugins」が開きます。「Plugins」と「Marketplaces」の2タブです(プラグインを使う)。

  • Plugins タブ:上にインストール済み(トグルで有効・無効)、下に設定済みのマーケットプレイスの利用可能なプラグインが出ます。名前や説明で絞り込み、「Install」で入れます。プロジェクトの共有 .claude/settings.json が有効にしているプラグインをオフにしようとすると、先に確認が出ます(「Disable for me」は自分だけ、「Disable for everyone」は共有ファイルを変更)
  • 読み込みに失敗したプラグインは、行に短い理由が出ます。理由をクリックすると、対処と、完全なエラーメッセージのコピー(プラグインのトラブルシューティングで調べるため)ができます
  • インストールのスコープ:「Install for you」(自分のすべてのプロジェクト。ユーザースコープ)、「Install for this project」(共同作業者と共有。プロジェクトスコープ)、「Install locally」(自分だけ、このリポジトリだけ。ローカルスコープ)
  • インストール後、未設定の設定オプションがあればフォームが出ます。後から見直すには、プラグインの行の歯車アイコンを押します。機密のテキスト欄は伏せて表示され、保存済みの値は「(unchanged)」と出ます(空のままなら保存値を保ちます)。保存すると、開いているセッションがプラグインを再読み込みし、ダイアログに「Restart Claude to apply plugin changes」と出ます
  • アンインストール:各行がインストール先のスコープを示し、ごみ箱アイコンでそのインストールを削除します。薄いごみ箱は、組織が管理するプラグインや別のプロジェクト向けにインストールしたものなど、このワークスペースからは削除できないものです。確認が出るのは2つの場合で、プロジェクトの共有 .claude/settings.json が有効にしているプラグインは「Disable for me」(共同作業者にはインストールしたまま)か「Uninstall for everyone」(--keep-data でプロジェクトのインストールを削除し、保存されたデータのディレクトリは残る)を選びます(自分ですでにオフにしていれば、質問なしで自分のインストールを削除)。それ以外では、保存データのあるプラグインの最後のインストールで、データを残すか消すかを選びます(既定は「Keep」)
  • インストールリンクの共有:vscode://anthropic.claude-code/install-plugin?plugin=code-review&marketplace=anthropics/claude-plugins-official を開くと、VS Code を起動か前面にして、Claude Code パネルを開き、そのプラグインのスコープ選択で「Manage plugins」を開きます(人が選ぶまで何も入りません。マーケットプレイスが未設定なら、先に追加を求められます)
  • マーケットプレイス:「Marketplaces」タブで、GitHub のリポジトリ・URL・ローカルパスを入れて追加し、更新アイコンでプラグイン一覧を更新し、ごみ箱アイコンで削除します(削除すると、そこからインストールした全プラグインがアンインストールされるので、確認がそれらの名前を挙げます)。ダイアログでの変更は、その VS Code ウィンドウで開いている Claude Code セッションにすぐ反映されます。開いたセッションがプラグインを再読み込みできないときは、やり直すか、そのセッションの Claude を再起動することを提案します。内部では同じ CLI コマンドを使うので、拡張機能で設定したプラグインとマーケットプレイスは CLI でも使えます(逆も同じ)

インストールリンクの2つのクエリパラメータです。

パラメータ 説明
plugin マーケットプレイスが載せているプラグイン名。必須
marketplace マーケットプレイスの取得元。GitHub の owner/repo、https:// の URL、git@github.com:owner/repo.git のような git の SSH アドレス。省略すると anthropics/claude-plugins-official

拡張機能は、何かを開く前に、プラグイン名とマーケットプレイスの取得元を検査します。

  • プラグイン名:100文字以内で、先頭は ASCII の英字か数字、それ以外は ASCII の英数字と .・_・- だけ
  • マーケットプレイスの取得元:marketplace パラメーターが挙げる形だけ。ローカルパス・http:// のアドレス・claude-plugins-official のようなマーケットプレイス名は不可。https:// の URL には、ユーザー名・パスワード・クエリ文字列を含められない
  • git の ref:マーケットプレイスをブランチやタグに固定するには、取得元の後ろに # のエンコード形 %23 で ref をつなぐ(marketplace=owner/repo%23v1.0)。エンコードしていない # のリンクは失敗する。anthropics の GitHub 組織のマーケットプレイスは、リンクでは固定できない

これらの決まりに反するリンクを開くと、Invalid plugin installation URL で始まるエラーが出て、Claude Code パネルもダイアログも開かず、何もインストールされません。プラグイン名やマーケットプレイスがリンクに入らないときは、「Marketplaces」タブでマーケットプレイスを追加してから、「Plugins」タブでプラグインをインストールするよう伝えます。

次の場合は、スコープの選択ではなく、ダイアログのメッセージで終わります。

  • マーケットプレイスにその名前のプラグインがない:ダイアログに見つからない旨が出る
  • すでに入っている:その旨が出て、何も変わらない
  • 同じ名前の別のマーケットプレイスがすでに追加されている:リンクのマーケットプレイスは追加されなかった旨が出て、何もインストールされない

GitHub の README や課題など、http・https 以外のスキームのリンクを取り除く Markdown では、vscode:// のリンクが文字のまま表示されるので、そういう場所では URL をコードブロックに入れます。

ブラウザ操作(Chrome)#

Claude in Chrome 拡張(バージョン 1.0.36 以降)をつなぐと、VS Code から離れずに Web アプリのテスト、コンソールログでのデバッグ、ブラウザ作業の自動化ができます。プロンプト欄で @browser に続けてやりたいことを書きます。

text
@browser go to localhost:3000 and check the console for errors

添付メニューから、新しいタブを開く、ページ内容を読む、といった個別のブラウザツールも選べます。Claude はブラウザ作業用に新しいタブを開き、ブラウザのログイン状態を共有するので、すでにサインインしているサイトにアクセスできます。

@browser と入力しなくても、セッションの開始時にブラウザへ自動でつなぐには、Chrome とコンピュータ操作の「Chrome を既定でオンにする」を見ます。そうつないだセッションで、ブラウザ操作の前に Claude Code が確認を出す場面も、同じページの VS Code のセッションの許可の節にあります。

コマンドとショートカット#

コマンドパレット(Cmd+Shift+P、Windows・Linux は Ctrl+Shift+P)で「Claude Code」と入力すると、拡張機能の VS Code コマンドが全部出ます。キー入力を受けるパネルによって効くショートカットが変わります(コードファイルにカーソルがあるとエディタ、Claude のプロンプト欄にあると Claude がフォーカス)。Cmd+Esc/Ctrl+Esc で行き来します。これは拡張機能を操作する VS Code のコマンドで、Claude Code の組み込みコマンドがすべて使えるわけではありません。

コマンド ショートカット(Mac / Windows・Linux) 説明
Focus Input Cmd+Esc / Ctrl+Esc エディタと Claude のフォーカスを切り替える
Focus last message なし キーボードのフォーカスを会話の最新のメッセージ(または待機中の許可プロンプト)に移す。スクリーンリーダー向け。ターミナルモードでは使えない。v2.1.268 以降
Open in Side Bar なし Claude をサイドバーで開く
Open in Terminal なし Claude をターミナルモードで開く
Open in New Tab Cmd+Shift+Esc / Ctrl+Shift+Esc 新しい会話をエディタタブで開く
Open in New Window なし 新しい会話を別のウィンドウで開く
New Conversation Cmd+N / Ctrl+N 新しい会話を始める。Claude にフォーカスがあり、enableNewConversationShortcut が true のとき
Reopen Closed Session Cmd+Shift+T / Ctrl+Shift+T 直近に閉じた Claude のセッションタブを開き直す。最後に閉じたのが Claude のセッションでなければ、VS Code 標準の閉じたエディタの再オープンになる。enableReopenClosedSessionShortcut で無効にできる
Insert @-Mention Reference Option+K / Alt+K 現在のファイルと選択範囲への参照を挿入する(エディタにフォーカスがあるとき)
Accept Change at Cursor なし 変更ごとの確認中に、カーソル位置の変更を承認する。v2.1.275 以降
Reject Change at Cursor なし 変更ごとの確認中に、カーソル位置の変更を元に戻す。v2.1.275 以降
Toggle Focus view Ctrl+Option+F / Ctrl+Alt+F 会話内のツールの動きを隠す・表示する。Claude のパネルかサイドバーが見えているときに効く。v2.1.221 以降
Rename Session Tab なし アクティブな Claude タブのセッション名を変える。v2.1.257 以降
Add Session Tab to Group なし アクティブな Claude タブのセッションを、選ぶか作るグループへ入れる。v2.1.257 以降
Mark Session as Unread なし アクティブな Claude タブのセッションを、一覧で未読にする。v2.1.257 以降
Show Logs なし 拡張機能のデバッグログを見る
Logout なし Anthropic アカウントからサインアウトする

他のツールから VS Code のタブを開く(URI ハンドラー)#

拡張機能は vscode://anthropic.claude-code/open を受け付けます。シェルのエイリアス、ブックマークレット、URL を開けるスクリプトから、新しい Claude Code タブを開けます。VS Code が起動していなければ先に起動し、起動済みなら、現在フォーカスしているウィンドウで開きます。

bash
open "vscode://anthropic.claude-code/open"

macOS は open、Linux は xdg-open(xdg-utils パッケージ。なければディープリンクの案内を見る)、Windows の PowerShell は Start-Process "vscode://anthropic.claude-code/open"、cmd.exe は先頭の引用符つきの引数をウィンドウタイトルと扱うので、空のタイトルを先に置いて start "" "vscode://anthropic.claude-code/open" と書きます。

パラメータ 説明
prompt プロンプト欄に事前入力するテキスト(URL エンコードが必要)。事前入力するだけで、自動送信はしない
session 新しい会話の代わりに再開するセッション ID。VS Code で開いているワークスペースのセッションであること。見つからなければ新しい会話が始まり、すでにタブで開いていればそのタブにフォーカスする。ID の取得はヘッドレス実行を見る
text
vscode://anthropic.claude-code/open?prompt=review%20my%20changes

ターミナルのセッションを始めるには、CLI の claude-cli:// ハンドラーを使います(ディープリンク)。

設定#

設定は2種類あります。

  • 拡張機能の設定(VS Code):拡張機能の挙動を決める。Cmd+,(Windows・Linux は Ctrl+,)→ Extensions → Claude Code。/ を入力して「General config…」でも開く
  • Claude Code の設定(~/.claude/settings.json):拡張機能と CLI で共有する。許可するコマンド・環境変数・フック・MCP サーバーなどに使い、v2.1.283 以降は会話が始まる権限モードの入力の1つでもある(それ以前は Pro・Max・Team のみ。順序は権限モード)

ヒント

settings.json に "$schema": "https://json.schemastore.org/claude-code-settings.json" を足すと、VS Code で全設定の補完とその場の検証が効きます。

VS Code は initialPermissionMode をユーザー設定から読み、ワークスペースの値は無視します(v2.1.225 より前は、既定が default でワークスペースの値も適用していました)。

設定 既定 説明
useTerminal false グラフィカルなパネルの代わりにターミナルモードで Claude を起動する
initialPermissionMode なし 新しい会話の承認プロンプトの扱い:default・plan・acceptEdits・bypassPermissions。manual は default の別名で、モード表示の「Manual」を選ぶ。未設定なら、拡張機能が開始モードを決める
preferredLocation panel Claude が開く場所:sidebar(右)か panel(新しいタブ)
lockEditorGroups true Claude が開くタブのエディタグループをロックし、Claude のタブにフォーカスがある間に開くファイルが別のグループへ入るようにする。オフならロックしない。v2.1.274 以降
autosave true Claude が読み書きする前にファイルを自動保存する
attachOpenFile true エディタで開いているファイルをメッセージに加え、プロンプト欄に表示する。オフなら選択テキストだけを加える。v2.1.271 以降
useCtrlEnterToSend false 送信を Enter ではなく Ctrl/Cmd+Enter にする
scrollToBottomOnSend true メッセージ送信時に会話を最下部までスクロールする。オフなら、その位置のまま。v2.1.275 以降
enableNewConversationShortcut false Cmd/Ctrl+N で新しい会話を始められるようにする
enableReopenClosedSessionShortcut true Cmd/Ctrl+Shift+T で直近に閉じた Claude セッションタブを開き直す。最後に閉じたのが Claude のセッションでなければ、VS Code 標準のコマンドが動く
archiveInactiveSessions 14 この日数、操作のないセッションを自動でアーカイブする:1・2・7・14。0 でオフ。v2.1.265 以降
showMessageTimestamps false 各メッセージを送った時刻を表示する。日付が変わる位置に日付の行が出る。v2.1.284 以降
continueAfterReload true ウィンドウのリロード後、復元されたセッションで、中断された手を Claude が続ける。v2.1.274 以降
hideOnboarding false オンボーディングのチェックリスト(卒業帽のアイコン)を隠す
focusView false ツール呼び出し・結果・思考を展開できる行にまとめ、プロンプトと応答を残す。最新の to-do リストは見えたまま(v2.1.225 以降)。v2.1.221 以降
respectGitIgnore true .gitignore のパターンを、ファイル検索と選択範囲のコンテキストから除外する
usePythonEnvironment true Claude の実行時に、ワークスペースの Python 環境を有効にする(Python 拡張機能が必要)
environmentVariables [] Claude のプロセスに環境変数を設定する。共有する設定は Claude Code の設定を使う。CLAUDE_CONFIG_DIR のエントリが効くのは、値が絶対パスのときだけ(拡張機能は ~ を展開せず、相対パスの値は無視する)
disableLoginPrompt false 認証のプロンプトを飛ばす(サードパーティプロバイダーの構成向け)
allowDangerouslySkipPermissions false モード選択に Bypass permissions を加える。インターネットのないサンドボックスでだけ使う
claudeProcessWrapper なし Claude のプロセスを起動する実行ファイル。同梱のバイナリのパスが引数として渡される。拡張機能のビルドが自分のプラットフォーム用のバイナリを含まない場合に、別にインストールした claude を指定する。ラップした構成では、設定と組み込み既定の手順を飛ばすため、initialPermissionMode を設定したか、前の会話で Manual・Edit automatically・Auto を選んでいない限り、会話は Manual で始まる。起動時に「Unsupported platform」と出たら、そのプラットフォーム用のバイナリが同梱されていない

スクリーンリーダー#

チャットパネルはスクリーンリーダーに対応しており、見た目の変化なしに全ユーザーに会話の動きを読み上げます(CLI の任意のスクリーンリーダーモードとは別物)。Claude Code v2.1.236 以降が必要です。

読み上げるもの 内容
Claude の返信 完成したときに1回だけ読み上げ、テキストが流れ込む間は黙る。コードブロックは行数の要約、リンクはラベル、表はセルごとに読む。全文は文字起こしで読める
許可の要求と質問 許可プロンプトが出たとき、使いたいツール名を挙げて読み上げる。Claude が質問したときと、プランを書き終えてレビューを待つときも同じ
状態の変化 Claude が作業を始めたとき、入力を待つとき、圧縮を始めたとき
エラーとモデルのプロンプト 会話内のエラーと、クレジット使用の同意や、フラグが立ったリクエストのプロンプトが出たとき

作業中は、スピナーのアニメーションの代わりに文字のラベルを読みます。セッションを開き直す・別のセッションに切り替えるときは何も読み上げません(復元された履歴、保留中の許可プロンプト、進行中の状態は、新しいことが起きるまで静か)。

キーボード操作です。

  • 文字起こしの各ターンは、そのターンを始めたプロンプトのラベルが付いた、視覚的に隠れた見出しで始まるので、スクリーンリーダーの見出し移動でターン間を移れます
  • ターンの中では、「You」(自分のメッセージ)、「Claude」(Claude のメッセージ)、「Claude」とツール名(ツールの手順。例:「Claude, Bash」)、「Claude, thinking」(思考ブロック)と読み上げます
  • 文字起こしはラベル付きの領域で、Tab でそこへフォーカスを移して読めます。最新のメッセージか待機中の許可プロンプトへは、「Claude Code: Focus last message」を実行します
  • 許可プロンプトの選択肢が許可ルールやディレクトリのアクセスを保存するとき、ラベルの末尾に「all projects」「this session」のような保存先が付きます。選択肢にフォーカスして ←/→ で保存先を変えると、移るたびに読み上げます(ラベルの保存先のクリックでも変更可)。矢印キーは v2.1.268 以降

CLI との違い#

統合ターミナルで claude を動かす(CLI のみの機能が必要なとき)にも、スタンドアロンの CLI のインストールが必要です。拡張機能は claude を PATH に追加しません。

機能 CLI VS Code 拡張
コマンドとスキル すべて 一部(/ で出る分)
MCP サーバーの設定 可 可(チャットパネルの /mcp で追加・管理)
チェックポイント 可 可
! の Bash ショートカット 可 不可
Tab 補完 可 不可
  • チェックポイント:メッセージにマウスを重ねて巻き戻しボタンを出し、3つから選びます。「Fork conversation from here」はこのメッセージから新しい会話の枝を作りコードの変更はそのまま、「Rewind code to here」は会話履歴を保ったままファイルの変更をこの時点に戻す、「Fork conversation and rewind code」は新しい枝を作りファイルもこの時点に戻す、です(チェックポイントと巻き戻し)
  • CLI を VS Code で使う:統合ターミナル(Ctrl+`、Mac は Cmd+`)で claude を実行すると、差分表示や診断の共有で自動で IDE と連携します。外部ターミナルでは、Claude Code の中で /ide を実行して VS Code につなぎます。claude が見つからないときは PATH を確認します
  • 拡張機能と CLI は会話履歴を共有します。拡張機能の会話を CLI で続けるには、ターミナルで claude --resume を実行して、対話ピッカーで選びます
  • バックグラウンドのプロセス:/tasks でエージェントマップを開き、Claude が動かしたままの開発サーバーなどのタスクを、カードを開いて止められます(v2.1.277 以降)。バックグラウンドのシェルコマンドや、コマンドを動かす monitor のカードには、コマンドの最新の出力も出て、コマンドの実行中は更新されます
  • 実行中のコマンドやサブエージェントをバックグラウンドへ移す:Claude が、時間のかかるコマンドやサブエージェントを待っているとき、会話の中のそのツール呼び出しの下の「Run in background」を押すと、Claude は待つのをやめてターンを続け、コマンドやサブエージェントは、終わったら Claude に通知するバックグラウンドタスクとして動き続けます。この操作は、コマンドが約2秒動いたあと、またはサブエージェントが始まった時点で出ます。途中で様子を見るか止めるには、プロンプト欄で /tasks を入力してエージェントマップを開きます。サブエージェントはエージェントのツリーでの位置を保ち、コマンドはエージェントの下に並びます。v2.1.287 以降
  • MCP:チャットパネルの /mcp で、サーバーの追加、ローカル・ユーザー・プロジェクトの各スコープに保存したものの削除、有効化・無効化、再接続、OAuth 認証の管理ができます(追加と削除は v2.1.261 以降)。統合ターミナルの claude mcp add と同じ MCP 設定に保存され、どちらの変更も、その後に始める会話に効きます。GitHub のリモート MCP サーバーを、個人用アクセストークンをヘッダーで渡して追加する例です(claude mcp add は認証情報を検証せずに保存するので、仮の値でも入り、後で接続に失敗します。確認は、新しい会話で /mcp を開き、サーバーが「Connected」と出ることで見ます。認証情報が悪いと「Failed」と出ます)。サーバーの探し方はMCP サーバーをつなぐにあります
bash
claude mcp add --transport http github https://api.githubcopilot.com/mcp/ \
  --header "Authorization: Bearer YOUR_GITHUB_PAT"

git の作業#

Claude にコミット、PR の作成、ブランチをまたぐ作業を頼めます。専用のファイルとブランチを持つ隔離された worktree で始めるには、worktree で並行作業を見てください。

text
commit my changes with a descriptive message
create a pr for this feature
summarize the changes I've made to the auth module

PR の説明は、実際のコード変更から生成され、テストや実装の判断の文脈も加えられます。

サードパーティプロバイダー#

既定では Anthropic の API に直接つながります。Amazon Bedrock・Google Cloud の Agent Platform・Microsoft Foundry で Claude を使う組織は、次のようにします(Bedrock・Vertex AI・Foundry)。

  1. 「Disable Login Prompt」設定(disableLoginPrompt)にチェックを入れる(設定で「Claude Code login」を検索しても出る)
  2. 各プロバイダーのガイドに従い、~/.claude/settings.json にプロバイダーを設定する(拡張機能と CLI で設定が共有される)

サードパーティプロバイダーでは、claude.ai アカウントが要る機能(プラン使用量のバー、音声入力、クラウドセッションの「Web」タブ)は出ません。以前の /login で残った claude.ai のサインインは使われず、リクエストにも送られません。

セキュリティとプライバシー#

コードは非公開で、Claude Code は支援のためにコードを処理しますが、モデルの学習には使いません(セキュリティとデータの扱い)。自動編集の権限が有効だと、Claude Code は VS Code が自動で実行しうる設定ファイル(settings.json や tasks.json)を変更できます。信頼できないコードを扱うときは、信頼されていないワークスペースで VS Code の制限モード(Restricted Mode)を有効にし、編集は Edit automatically や Auto ではなく Manual にし、承認前に変更を丁寧に確認します。

組み込みの IDE MCP サーバー:拡張機能が有効なとき、CLI が自動でつなぐローカルの MCP サーバーが動きます。CLI が VS Code の差分ビューアで差分を開く、@ メンションのために現在の選択を読む、Jupyter ノートブックで作業しているときにセルの実行を VS Code に頼む、のに使われます。サーバー名は ide で、設定するものがないので /mcp には出ません。ただし、PreToolUse フックで MCP ツールの許可リストを作る組織は、存在を知っておく必要があります。

  • 選択とファイルのコンテキスト:接続中、CLI は送るプロンプトごとに、現在のエディタの選択とアクティブなファイルのパスをコンテキストに含めます。文字起こしには ⧉ Selected N lines from <file> の行が出ます。作業中にメッセージをキューに入れた場合は、Enter を押した時点の選択が保たれます。.env のような機密のファイルを除くには、そのパスの Read の deny ルールを足します(一致すれば、そのファイルの選択テキストも、開いているファイルの通知も Claude に届きません)。「Attach Open File」をオフにすると、CLI がアクティブなファイルのパスを受け取るのは、そのファイルでテキストを選択している間だけです
  • 通信と認証:サーバーは 127.0.0.1 の 10000〜65535 のランダムなポートで待ち受け、ポートは設定できません。通信は暗号化されていない ws:// で、ループバック専用なので、通信を捕捉できるプロセスはロックファイルからトークンも読めるため、TLS にしても保護は増えません。拡張機能の有効化のたびに新しいランダムな認証トークンを作り、~/.claude/ide/<port>.lock に書き、CLI は X-Claude-Code-Ide-Authorization ヘッダーでそれを示して接続します。ロックファイルは、権限 0700 のディレクトリの中の 0600 で、VS Code を動かすユーザーだけが読めます。CLAUDE_CONFIG_DIR を設定していれば、$CLAUDE_CONFIG_DIR/ide/ に書かれます
  • モデルに公開されるツール:サーバーは十数個のツールを持ちますが、モデルに見えるのは2つだけで、残りは CLI が自分の UI のために使う内部の RPC(差分を開く、選択を読む、ファイルを保存するなど)で、Claude にツール一覧が届く前に除かれます
ツール名(フックから見える名前) 内容 読み取り専用
mcp__ide__getDiagnostics 言語サーバーの診断(VS Code の「問題」パネルのエラーと警告)を返す。1つのファイルに絞ることもできる はい
mcp__ide__executeCode アクティブな Jupyter ノートブックのカーネルで Python コードを実行する いいえ

Jupyter の実行は、必ず先に確認します。mcp__ide__executeCode は黙って実行できません。呼び出しのたびに、コードがアクティブなノートブックの末尾に新しいセルとして挿入され、VS Code がそのセルを表示範囲へスクロールし、ネイティブの Quick Pick が「Execute」か「Cancel」を尋ねます。キャンセルするか Esc で閉じると、Claude にエラーが返り、何も実行されません。アクティブなノートブックがない、Jupyter 拡張機能(ms-toolsai.jupyter)がない、カーネルが Python でない、のときは即座に拒否します。

補足

この Quick Pick の確認は PreToolUse フックとは別物です。mcp__ide__executeCode を許可リストに入れても、Claude がセルの実行を提案できるだけで、実際に走らせるのは VS Code 内の Quick Pick です。

チャットパネルの診断。 チャットパネルでは、Claude Code v2.1.285 以降、Claude は VS Code の「問題」パネルを、claude-vscode という別の組み込みサーバー経由で読みます。Claude は、1つのファイルの、または VS Code が診断を持つすべてのファイルの、現在のエラーと警告を求められます。

フックと権限ルールからは、チャットパネルの診断ツールは mcp__claude-vscode__getDiagnostics として見えます。CLI とチャットパネルの両方の診断を対象にするには、フックやルールに mcp__ide__getDiagnostics と mcp__claude-vscode__getDiagnostics の両方を書きます。

この settings.json の例は、両方のツールを拒否します。

json
{
  "permissions": {
    "deny": [
      "mcp__ide__getDiagnostics",
      "mcp__claude-vscode__getDiagnostics"
    ]
  }
}

Read の deny ルールは、どちらのツールも対象にしないので、例のように権限ルールで名前を指してブロックします。

VS Code のトラブルシューティング#

症状 対処
拡張機能がインストールできない VS Code が 1.94.0 以降か、拡張機能を入れる権限があるか確認する。VS Code Marketplace から直接入れてみる
Spark アイコンが見えない ファイルを開く(フォルダだけでは出ない)、VS Code が 1.94.0 以降か(Help → About)、「Developer: Reload Window」で再起動、ほかの AI 拡張機能(Cline・Continue など)を一時的に無効にする、ワークスペースの信頼を確認する(制限モードでは動かない)。または、ステータスバー右下の「✻ Claude Code」(ファイルなしでも使える)か、コマンドパレットで「Claude Code」と入力する
macOS で Cmd+Esc が効かない macOS Tahoe 以降は、システムの Game Overlay ショートカットが既定で Cmd+Esc に割り当てられ、VS Code に届く前に拾う。システム設定 → Keyboard → Keyboard Shortcuts → Game Controllers で Game Overlay のチェックを外す。または、VS Code のキーボードショートカットエディタ(Cmd+K Cmd+S)で Claude Code: Focus input を探して別のキーを割り当てる
Claude Code が応答しない インターネット接続を確認する。新しい会話を始めて、同じ問題が出るか見る。ターミナルで claude を実行すると、より詳しいエラーが出ることがある。解決しなければ GitHub に課題を報告する(トラブルシューティング)

アンインストールは、Extensions ビューで「Claude Code」を検索して「Uninstall」を押します。VS Code の統合ターミナルで claude を実行すると、Claude Code が拡張機能を自動で再インストールします。外したままにするには、/config の「Auto-install IDE extension」をオフにするか、autoInstallIdeExtension を false にするか、環境変数 CLAUDE_CODE_IDE_SKIP_AUTO_INSTALL を 1 にします(環境変数一覧)。拡張機能のデータを消して設定をすべて初期化するには、プラットフォームごとの拡張機能の保存ディレクトリを削除します。

bash
# macOS
rm -rf ~/Library/"Application Support"/Code/User/globalStorage/anthropic.claude-code
# Linux
rm -rf ~/.config/Code/User/globalStorage/anthropic.claude-code
powershell
Remove-Item -Recurse -Force "$env:APPDATA\Code\User\globalStorage\anthropic.claude-code"

JetBrains#

専用のプラグインを通じて JetBrains の IDE に統合され、差分表示や選択範囲の共有などが使えます。プラグインは IDE の統合ターミナルで claude を実行して接続するだけで、CLI を同梱しません。そのため、CLI とプラグインの両方を入れます。

対応 IDE#

IntelliJ IDEA、PyCharm、Android Studio、WebStorm、PhpStorm、GoLand など、ほとんどの JetBrains の IDE で動きます。

機能#

機能 内容
クイック起動 Cmd+Esc(Mac)/Ctrl+Esc(Windows・Linux)で、エディタから直接 Claude Code を開く。UI の Claude Code ボタンでも開ける
差分表示 変更をターミナルではなく IDE の差分ビューアで開く。/config の「Diff tool」で変える
選択範囲のコンテキスト IDE の現在の選択かタブを自動で Claude Code に共有する。Read の deny ルールに一致するファイルは共有されない
ファイル参照のショートカット Cmd+Option+K(Mac)/Alt+Ctrl+K(Linux・Windows)で、@src/auth.ts#L1-99 のようなファイル参照を挿入する
診断の共有 Claude が getDiagnostics ツールを呼んで、リンターや構文エラーなどの IDE の検査の診断を読む。編集後に Claude Code がプラグインへ診断を自動では要求しない

インストール#

  1. Claude Code CLI を入れる(インストールとログイン)。claude が PATH にないと、プラグインが「Cannot launch Claude Code」の通知を出す
  2. JetBrains Marketplace の Claude Code プラグインを入れて、IDE を再起動する

IDE が見つけられない場所に claude を入れた場合は、プラグインの「Claude command」設定にフルパスを書きます。有料の Claude サブスクリプション(Pro・Max・Team・Enterprise)か Claude Console アカウントで使え、API キーは不要です。初めて claude を実行したとき、ログインを求められます。

使い方#

  • IDE から:IDE の統合ターミナルで claude を実行すると、連携機能がすべて有効になります
  • 外部ターミナルから:claude を起動して /ide を実行すると、JetBrains の IDE につながり、すべての機能が有効になります。成功すると Connected to IntelliJ IDEA. のようなメッセージが出ます。プラグインのない実行中の IDE を見つけると、/ide がプラグインを入れて、IDE の再起動を求めます。IDE と同じファイルに Claude がアクセスできるように、IDE のプロジェクトルートと同じディレクトリで Claude Code を起動します
text
/ide

設定#

Claude Code 側の設定:claude を起動して /config を実行し、「Diff tool」を auto(IDE で差分を表示)か terminal(ターミナルに残す)にします。「Diff tool」の項目は、Claude Code が IDE につながっているときだけ /config に出ます(JetBrains のターミナルから claude を実行するか、外部ターミナルで先に /ide を実行)。元の設定は diffTool です。

プラグインの設定は「Settings → Tools → Claude Code [Beta]」にあります。

設定 内容
Claude command Claude を起動するカスタムコマンド(例:claude、/usr/local/bin/claude、npx @anthropic-ai/claude-code)
Suppress notification for when Claude Command is not found Claude コマンドが見つからない通知を出さない
Enable using Option+Enter for multi-line prompts macOS のみ。オンなら Option+Enter で改行する。Option キーが意図せず奪われるならオフにする。ターミナルの再起動が必要
Enable automatic updates プラグインの更新を自動で確認・インストールする(再起動で適用)
Accept connections from all network interfaces 「Networking (Advanced)」の下。オフ(既定)ならサーバーは 127.0.0.1 だけで待ち受け、ほかのホストから届かない。オンならポートがローカルネットワークから届く。CLI がループバックで IDE に届かない場合(既定の NAT の WSL2 やリモート IDE の構成)のための設定

ヒント

WSL では、Claude command に wsl -d Ubuntu -- bash -lic "claude" を設定します(Ubuntu は自分の WSL ディストリビューション名に置き換える)。

JetBrains のターミナルで Esc が Claude Code の動作を中断しないときは、次のようにします。

  1. 「Settings → Tools → Terminal」を開く
  2. 「Move focus to the editor with Escape」のチェックを外すか、「Configure terminal keybindings」で「Switch focus to Editor」のショートカットを削除する
  3. 変更を適用する

特別な構成#

注意

JetBrains Remote Development を使うときは、プラグインを、ローカルのクライアントマシンではなく、リモートホストに「Settings → Plugin (Host)」からインストールする必要があります。

WSL2 で JetBrains の IDE を使っていて「No available IDEs detected」と出るときの原因は、たいてい、WSL2 の NAT ネットワークか、Windows ファイアウォールが、WSL2 と Windows ホスト上の IDE の間の接続を遮っていることです(WSL1 はホストのネットワークを直接使うので影響しません)。

推奨の対処は、既存の WSL2 のネットワークモードを保てる、Windows ファイアウォールで WSL2 の通信を許可する方法です。

  1. WSL のシェルで hostname -I を実行して IP アドレスを調べ、先頭の2つのセグメントのあとに .0.0/16 を付けたものをサブネットとする(例:172.21.123.45 なら 172.21.0.0/16)
  2. 管理者として PowerShell を開き、サブネットに合わせて IP の範囲を調整して実行する
  3. IDE と Claude Code を閉じて開き直す
powershell
New-NetFirewallRule -DisplayName "Allow WSL2 Internal Traffic" -Direction Inbound -Protocol TCP -Action Allow -RemoteAddress 172.21.0.0/16 -LocalAddress 172.21.0.0/16

もう1つは WSL2 をミラーモードのネットワークに切り替える方法です。Windows 11 22H2 以降が必要で、Windows 10 では上のファイアウォールのルールを使います。Windows のユーザーディレクトリの .wslconfig に次を足し、PowerShell で wsl --shutdown を実行して WSL を再起動します。

ini
[wsl2]
networkingMode=mirrored

JetBrains のトラブルシューティング#

症状 対処
プラグインが動かない(入っているが Claude Code の機能が IDE に出ない) プロジェクトのルートディレクトリで Claude Code を実行しているか、IDE の設定でプラグインが有効か確認する。IDE を完全に再起動する(何度か必要なことがある)。Remote Development ではプラグインがリモートホストに入っているか確認する
/ide が「No available IDEs detected」 プラグインが入って有効か確認し、IDE を完全に再起動する。/ide なしで自動接続を期待したなら、IDE の統合ターミナルから claude を起動したか確認する。WSL では前節の対処を見る
Claude アイコンで「command not found」 ターミナルで claude --version を実行して Claude Code が入っているか確認し、プラグイン設定で Claude コマンドのパスを設定する。WSL では上のコマンド形式を使う

CLI のインストールやログインの問題は、トラブルシューティングを見てください。

セキュリティ上の注意#

JetBrains の IDE で acceptEdits の権限モードで Claude Code を動かすと、IDE が自動で実行しうる IDE の設定ファイルを変更できる場合があります。そのため acceptEdits で動かすリスクが増え、Bash 実行の確認を回避されることもあります(権限モード)。JetBrains の IDE では次を検討してください。

  • 編集は Manual モードにする(acceptEdits も auto モードも、保護されたパスを除き、作業ディレクトリ内の編集を確認なしで承認するため)
  • 信頼できるプロンプトだけで Claude を使うよう、特に注意する
  • Claude Code が変更できるファイルを把握しておく

組み込みの IDE MCP サーバー(JetBrains)#

プラグインが有効なとき、CLI が自動でつなぐローカルの MCP サーバーが動きます。CLI が IDE のネイティブの差分ビューアで差分を開く、@ メンションのために現在の選択を読む、Claude が検査の診断を読む、のに使われます。サーバー名は ide で、/mcp には出ません。PreToolUse フックで MCP ツールの許可リストを作る組織は、存在を知っておく必要があります。

  • 選択とファイルのコンテキスト:VS Code と同じで、接続中は現在のエディタの選択とアクティブなファイルのパスを各プロンプトに含め、文字起こしに ⧉ Selected N lines from <file> が出ます。作業中にキューへ入れたメッセージは、Enter を押した時点の選択を保ちます。.env のような機密のファイルは、そのパスの Read の deny ルールで、選択テキストと開いているファイルの通知の両方が止まります
  • 通信と認証:サーバーは OS が割り当てる一時的なポートで待ち受け、ポートは設定できません。通信は暗号化されていない ws:// で、ループバックでは、通信を捕捉できるプロセスはロックファイルからトークンも読めるため、TLS にしても、ローカルの攻撃者への保護は増えません。IDE の起動のたびに新しいランダムな認証トークンを作り、~/.claude/ide/<port>.lock に書き、CLI が X-Claude-Code-Ide-Authorization ヘッダーで示して接続します。CLAUDE_CONFIG_DIR を設定していれば、$CLAUDE_CONFIG_DIR/ide/ に書かれます
  • モデルに公開されるツール:サーバーは複数のツールを持ちますが、モデルに見えるのは1つだけで、残りは CLI が自分の UI(差分を開く、選択を読む)のために使う内部の RPC で、一覧が Claude に届く前に除かれます。JetBrains のプラグインは、コード実行のツールをモデルに公開しません
ツール名(フックから見える名前) 内容 読み取り専用
mcp__ide__getDiagnostics IDE の検査の診断(エディタに出るエラーと警告)を返す。1回の呼び出しで1つのファイルを扱い、Claude が指定したファイル、指定がなければアクティブなエディタのファイル はい

注意

「Accept connections from all network interfaces」をオンにすると、IDE の MCP ポートがローカルネットワークから届くようになります。接続にはロックファイルの認証トークンが要りますが、通信が暗号化されていない ws:// のため、オンの間はセッションの通信とそのトークンが平文でネットワークを流れます。ループバックで動かせないときだけオンにしてください。WSL2 では、Windows のループバックを Linux の VM と共有してソケットをループバックのままにできる、ミラーモードのネットワークを勧めます。

公式ドキュメント(英語)

2026年10月5日時点の内容をもとに、日本語でまとめています。

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